ステークホルダーへの実績報告の重要性

プロジェクトマネジメントで知られるPMBOKでは、マネジメントの知識エリアとして九つ規定する中で、一つにコミュニケーションマネジメントがあります。

コミュニケーションの基本となるのが報告・連絡・相談と言われていますが、プロジェクトのパフォーマンス情報と呼ばれるスケジュールや品質などに関しての状況、進捗などを発注者との要求にどれほど整合がとれているかを示すステークホルダーへの実績報告は特に納品という終結に向けて重要度をましてきます。

たとえばリスクや課題の有無や対応状況、前回報告した内容との進捗具合や次回報告までに完了できるであろう作業、変更があればその概要など。

その他では、現時点での完了時予算見込み、その他議題として取り上げるべき事があれば、適時忘れず報告しておく必要があります。重要と考えられることは、できるだけ早く報告しておくことも重要と言えるでしょう。